3月1日に就活エントリー解禁がされ、説明会・面談・面接などのために大学生が一斉に地方から東京に移動を繰り返す時期になりましたね。この時期の大学生は、「いかに安く東京に滞在するか?」と「いかに安く交通費を抑えるか?」が死活問題になっていると思います。交通費のためにバイトして企業のことを調べるための時間を奪われたら本末転倒ですもんね。
今回は、「インターン参加や就活などで東京に滞在する時に、どこに泊まれば一番いいのか?1ヶ月とかだから引っ越しもできないしなぁ...。」という疑問を持つ大学生のために、それぞれ滞在方法の特徴と費用をまとめておきたいと思います。
東京滞在の方法は色々ありますが、それを一から自分で調べるのは大変なので参考にしてみてください。
東京での滞在方法選択肢比較
東京に滞在しようと思ったら、考えられる選択肢は ↓ これくらいなのかなと思います。
東京滞在の方法
- ホテル / カプセルホテル
- Airbnb
- 友達 / 親戚の家
- ゲストハウス / シェアハウス
- オフィス / 社宅
- ネットカフェ / カラオケ
- マクドナルド / ファミレス
それぞれの選択肢を値段の安さ・快適さで表現したのが上の図です。「価格が安く、快適」が最高の状態だと思うので、それらの選択肢から選ぶのが良いかなと思っています。
それぞれ簡単に紹介していきます。
ホテル / カプセルホテル
1泊予算 | 3,000円〜8,000円程度。 |
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宿泊先確保 | 事前に予約すれば確実。 |
注意 | カプセルホテルだと、周囲の音が気になって眠れないことがある。ホテルだと超快適な一方で高額になることも。 |
こんな人にオススメ | (狭くとも)個室でゆっくりと睡眠を取りたい、値段がかかっても快適な睡眠を追求したい人。 |
ある程度快適に寝れてかつ滞在期間が1週間程度とかなら、カプセルホテルでもいいかなと思いますね。
新宿で4000円程度で泊まれるホテルもありますね。
Airbnb(エアービーアンドビー)
1泊予算 | 1300円〜8000円程度。(週末でも同じ料金なのが嬉しい。) |
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宿泊先確保 | 事前に予約すればほぼ確実。 |
注意 | ホストや同居人とのトラブルに遭遇する可能性あり。普通に使っていれば特に問題ない。 |
こんな人にオススメ | 都内好立地で、「寝るだけ」の環境が欲しい人。 |
2008年にサンフランシスコで開始されたサービスで、最近は日本でも認知度が高まっていますね。
Airbnbが最も宿泊確実性も高く、最安値で宿泊できる方法だと思います。僕はAirbnbの1泊1500円程度の宿に2ヶ月間滞在していました。ベンチャーでインターンをしていて、夜22時に帰ってきて寝るだけだったので、特に不便もなく滞在することができました。立地が優れていることも多いので、滞在するときの1手段として検討価値は高いです。
友達 / 親戚の家
1泊予算 | 0円〜⁇円 |
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宿泊先確保 | 低い。東京に親戚がいる人や、東京に友達がいる場合には検討価値があるが、ほとんどの地方学生は検討できない。 |
注意 | 宿探し、交渉、予定調整に時間がかかる。居候して何も貢献しないと、関係性が悪化する可能性も。 |
こんな人にオススメ | 東京に親戚 / 一人暮らしの友人がいる。 |
この手段は、友人に気を遣ってしまうようなタイプの人には難しいと思います。僕も、1ヶ月程度友人の家に泊まらせてもらう生活を送っていましたが、気を遣ってしまって落ち着きませんでしたし、ちょっと関係性悪化しそうでした。
ネットカフェ / カラオケ
1泊予算 | 1500円〜2000円程度。(週末は少し割高) |
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宿泊先確保 | 直前でもどこかには入れる可能性が高い。 |
注意 | 周囲がうるさい、異臭がする、シャワーが別料金などの可能性あり。 |
こんな人にオススメ | 漫画読みたい & 安く個室で寝たいという人。 |
一時期、2週間程度ネカフェに泊まっていた時期がありましたが、長く泊まるには不便かつストレスが蓄積されて良くないですね。周囲の音や匂いが気になって睡眠効率が悪く、次の日寝た気がしなくて集中できなくなることもあるので、ご注意ください。1・2日漫画読みながら夜を明かしたい時や、睡眠の質にそんなにこだわらないタイプの人には良いかもしれません。
カラオケの深夜料金で入るのも挑戦してみましたが、歌ってストレス発散して寝るのは悪くなかったです。しかし、寝ようと思ったら周りの音が超うるさいので、イヤホンなどないと寝れないと思います。シャワーを浴びることができないので、次の日の朝に銭湯を探すことになるのも少し大変でした。
新宿なら、新宿3丁目店|カラオケルーム歌広場が安くてオススメ。 渋谷なら、マンガ喫茶マンボーが安くてオススメ。
オフィス / 社宅
1泊予算 | オフィスで雑魚寝なら0円(その会社次第)。社宅なら一定料金払うことになりそう。 |
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宿泊先確保 | 超スタートアップか、社宅を用意できる会社になるので、宿泊できる可能性は限りなく低い。 |
注意 | 利用条件などをよく確認しないとトラブルになりうる。 |
こんな人にオススメ | インターンで東京滞在する、かつ会社で雑魚寝できる。 |
これは交渉次第の部分も大きいと思いますが、寝袋持っていけば許容してくれる会社もあるんじゃないでしょうか。
僕もインターン先を探している時に、2社ほど寝袋宿泊OKな会社に出会いました。とはいえ会社の硬い床で寝るのはしんどいので、あまりお勧めしません。笑
社宅はほとんど可能性はないと思います。社宅用意できるような大きい企業はインターンを導入していないことが多いですからね。
ゲストハウス / シェアハウス
1泊予算 | 1,000円〜3,000円程度。(月当たり30,000円〜90,000円) |
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宿泊先確保 | 事前に期間を決めて探す。 |
注意 | 月単位契約が基本で、希望の物件に希望時期に入れる可能性は低い。 |
こんな人にオススメ | 他人との交流を楽しみたい。安く長期で定住したい人。 |
ゲストハウスは、ゲストハウスバンクなどのゲストハウス検索サイトから検索すれば、自分の重視したい条件に沿ったゲストハウスが見つかると思います。
僕の友人は家入一真さんの運営するリバ邸に住んでいました。同じような境遇にある人同士でシェアハウスをするという選択肢も一考の価値ありそうです。
就活生のための就活シェアハウス | 地方のミカタなどもあるようですね。
マクドナルド / ファミレス
「マクド◯ルドに1晩中居座ってPC作業をする」という挑戦を1度試したことがありますが、 独特の匂いと眠気からほとんど作業は進みません。その上、次の日には眠くて作業がはかどらないので、絶対オススメしません。笑
まとめ
それぞれ東京での滞在方法を見てきましたが、これらの中から、自分の重視する条件にあった宿泊方法を選んでみてください。一緒に上京して面接受ける人たちでシェアハウスしてもいいし、一人ならゲストハウスを探しても、Airbnbで寝るだけの生活を送ってもいいですし、面接を受けている会社から費用負担が出てホテルに泊まれるなら、それに越したことはありません。
あと、交通費も出してくれないような会社には行かない方がいいすよ。「採用にかける予算が低い = 優秀な社員を獲得しようとしていない = 成果をあげられる社員が少ない = 事業の利益出ていない可能性高い = 給料上がらないし労働環境悪い」という事態に陥っている可能性が高いです。採用すらする余裕がないドスタートアップとかならまだしも、普通に採用はしている企業でそれは赤信号です。
より良いキャリア選択・滞在方法を選択しましょう。
では。