プログラミング初心者だけどWebアプリケーションを開発したい!という方や、Webエンジニアとして転職したい!という方に学ぶことを強くオススメしたいプログラミング言語のRuby。
Rubyは日本語でのドキュメントや技術書や記事が豊富にあるので、プログラミング初心者の方でも入門しやすいですし、多くのWeb系ベンチャー企業で使われているプログラミング言語なので、求人や案件の数が多く、エンジニアとして転職したいという方にも嬉しい言語になっています。
また、RubyにはRuby on RailsというWebアプリケーションをつくるときに利用できるフレームワークが用意されていて、Ruby on Railsを利用することでより簡単にWebアプリケーションを開発することができます。
Ruby on Railsが有名になるきっかけになった、15分でWebアプリケーションを作るという動画をみても、簡単にWebアプリケーションを作れていることがわかりますね。
今回は、プログラミング言語Rubyを学べるUdemyのコースの中から、プログラミングを学ぶ目的と難易度別にオススメのコースを紹介していきます。
Udemyとは?Udemyの特徴
Udemyとはどんなサービスなのか?
Udemyとは、Google・Apple・FacebookなどIT有名企業が本社を置くアメリカのシリコンバレーで生まれたオンライン学習サイトです。
プログラミング言語のRuby以外にも多くのプログラミング言語のコースや、Webデザインのコースなど、様々なプログラミングを学習することができます。
普段は1つのコースで1万円から2万円程度の価格になっていますが、不定期で開催されているセール期間中は、セール対象コースが1200円〜1800円程度から購入できる場合もあります。
2020年のセール期間はいつ頃か、セール期間以外でもUdemyのコースを安く購入する方法は以下の記事でまとめています。
Udemyでプログラミング学習をするメリット
Udemyでプログラミングを学習することのメリットをまとめると以下ですね。
Udemyでプログラミング学習するメリット
- 不定期でセールを行なっており、最安値1,200円から購入できるタイミングがある。
- 買い切りで購入時点しか料金はかからず、さらに購入から30日間は返金保証あり(2019年12月9日現在)。
- 再生速度を0.5倍〜2倍速に調整できて、速く流したいところは倍速、ゆっくり理解したいところは低速にできる。
- 動画形式で、電車移動中など耳と目しか使えない場所でも自由に学べる。
- コースによっては、講師の方が無償で質問に回答してくれる場合もあり、疑問点を解消できる。
セール中に購入できれば技術書を1冊買うよりも安い値段でコースを購入できますし、電車通勤中などの作業ができない隙間時間でも学習することができるのは嬉しいですよね。
個人的には、「電車の中で流し聞きをしていて、家に帰ったあと気に気になった箇所をしっかり復習する」という学習方法を取り入れています。
新しい技術をスキマ時間で効率的に学習できるので、重宝しています。
プログラミング言語Rubyとは?
Rubyは、Webアプリケーションを開発する上で必須となるデータベースとのやりとりをしたり、Web画面にデータを渡したりする処理をするサーバーサイドで用いられるプログラミング言語です。
作者のまつもとゆきひろ(@yukihiro_matz)さんが言及されているように、Rubyではストレスなくプログラミングを楽しむことが最も重視されています。
プログラミング初心者の頃は、プログラミングを継続的に学習することが大事で、そのためにはモチベーションを保つこと・プログラミングを楽しむことが何よりも大事。それを一番重視されている言語だということもあり、多くのプログラミング初心者の方が学んでいる言語ですね。
ぼく自身、プログラミング未経験の時は、HTML・CSS・JavaScriptの基礎を学んだあとに、最初のサーバーサイド言語としてRubyを選択して簡単なWebアプリケーションを作る方法を学びました。Rubyはコードを書く量が最低限で、コードを書いてすぐに動作を確認できることも嬉しかったです。
Rubyは、学習のしやすさの面で特に優れているので、プログラミング初心者の方にはオススメで、2020年時点ではオススメのプログラミング言語の第3位になっています。
UdemyでRubyとRuby on Railsが学べるオススメのコースを難易度と目的別に
RubyとRuby on Railsを学びたい方の学習の目的は、以下のいずれかになると思います。
RubyとRuby on Railsを学びたい方の目的
ここからはRubyとRuby on Railsを学ぶ目的別に、Udemyのオススメのコースを紹介していきます。
紹介しているコースの最初のほうから初心者の方向けで、あとになるほど難易度が上がって経験者の方向けのコースとなっていきます。
RubyとRuby on Railsの基礎を一通り学びたい方向け
はじめてのサーバーサイドのプログラミング言語としてRubyとRuby on Railsを学ぶ、初心者の方向けのオススメコースを紹介していきます。
Web 開発入門完全攻略コース - プログラミング をはじめて学び創れる人へ!未経験から現場で使える開発スキルを習得!
こんな方にオススメ!
- RubyとRuby on Railsの基礎を手をうごしながら学びたい方
- RubyでWebアプリケーションを開発してインターネット上で公開できるようになりたい方
- Webアプリの構築方法を学んで仕事の幅を広げたいWebデザイナー/マーケターの方
プログラミング初心者の方でも、HTML, CSS, Bootstrap, JavaScript, MySQL, Ruby, Ruby on Rails, AWS Cloud9, Git, GitHubを用いたWebアプリケーション開発の方法を総合的に学べる18時間の大型コースです。
データベース(MySQL)の設定方法とアクセス方法、Gitでのプログラムのバージョン管理方法、JavaScriptとRubyの基礎など、Webアプリケーション開発で必要になる技術が幅広く網羅されているので、このコースの内容をしっかり学ぶことでWebアプリケーション開発スキルをしっかりとつけることができます。
無料プレビューも60分公開されているので、自分の興味に合うか無料でみてみて良さそうならコース受講できるのも嬉しいですね。
このコースで学べること
- フロントエンド開発の基礎(HTML、CSS、Bootstrap、JavaScript)
- RubyとRuby on Railsの基礎と実装方法
- AWS Cloud9による開発環境構築
- データベース(MySQL)の基礎と利用方法
- ソースコードバージョン管理の基礎と操作方法(GitとGithub)
Web 開発入門完全攻略コース - プログラミング をはじめて学び創れる人へ!未経験から現場で使える開発スキルを習得!
フルスタックエンジニアが教える 即戦力Railsエンジニア養成講座
こんな方にオススメ!
- Webアプリケーションの作成方法を一から学びたい方
- フリーランスでRailsエンジニアとして活躍したい方
- RubyとRuby on Railsの利用経験はあるけど、改めて勉強し直したい方
RubyとRuby on Railsの基礎を学んだことはあるけど、なぜこのようなプログラムの書き方をするのか、関数の中ではどんな処理が行われているのかなど、もう少し進んだ内容を学んでみたい方にオススメのコースです。
また、Dockerを使ったRuby on RailsとMySQLの環境構築方法や、RSpecを使用したプログラムのテスト方法も開設されているので、Ruby on Railsの開発現場で活かせる実践的な知識を学びたい方にもオススメですね。
RubyとRuby on Railsの基礎的な知識がないと理解しづらい箇所もあるので、RubyとRuby on Railsの基礎はProgateやRailsチュートリアルで軽く学んでから受講するとより理解が深まります。
このコースで学べること
- RubyとRuby on Railsの基礎
- Dockerを使ってRuby on RailsとMySQLを起動する方法
- Ruby on Railsでのユーザー認証機能の実装方法
- Ruby on Railsのバージョンアップ方法
- RSpecを使ったテストの実装方法
フルスタックエンジニアが教える 即戦力Railsエンジニア養成講座
Ruby(Ruby on Rails)でWebサービスを開発したい方向け
Ruby(Ruby on Rails)を使って何か動くWebサービスを作ってインターネット上で公開したい!という方にオススメのコースです。
はじめての Ruby on Rails入門-RubyとRailsを基礎から学びWebアプリケーションをネットに公開しよう
こんな方にオススメ!
- Progateなどのプログラミング入門サイトを1周したくらいのWeb開発初心者の方
- プログラミングの基礎は学習したが、Webサービスの作り方と公開の仕方がわからない方
- Ruby on Railsでポートフォリオサイトを作ってWeb系の企業に転職したい
HTML、CSS、JavaScriptとRuby on Railsを使ってWebサービス(Q&Aサイト)を作り、Herokuサーバーを利用してインターネット上で公開するまでの手順を学べるコースです。
RubyとRuby on Railsの基礎は理解できたけど、何かWebサービスを開発してインターネット上で公開するまでの手順はよく理解できていないという方にオススメですね。
Q&Aサイトの実装を通して質問/回答の投稿と編集と削除と一覧表示機能など、基本的なWebサービスの機能の実装方法を学ぶことができるので、Web系のエンジニアに転職したい方にとっては、自分のポートフォリオとしてオリジナルのWebサービスを開発するための参考にできる部分が多いです。
このコースで学べること
- RubyとRuby on Railsの基礎
- Webサービスの開発(モデル、コントローラー、ルーティング、ビュー、データベース登録・参照・削除処理)
- インターネットにWebサービスを公開する方法
はじめての Ruby on Rails入門-RubyとRailsを基礎から学びWebアプリケーションをネットに公開しよう
Rubyで作る! ビットコイン自動売買システム
こんな方にオススメ!
- 手を動かしながらRubyでのプログラミングを学びたい方
- ビットコインに興味があり,自動で売買するBotを作ってみたい方
実際にビットコインの自動売買システムを作りながらRubyのプログラミングスキルを身につけていくことができるコースです。
ただプログラミングを学習するのではなく、自分が実際に使うものを作る方がモチベーションが上がるし、楽しいですよね。そんな方にはオススメのコースです。
Webサービスを開発するときには利用することが多いAPI(プログラムで外部のサービスのデータを取得したり、操作をする技術)について、その使い方と実装方法を学べるのも嬉しいですね。
※ 2019年12月14日現在、bitFlyerにて新規アカウントの作成が停止されているようなので、現段階でアカウントを持っていない方はプログラムを試すことができなくなっています。
このコースで学べること
- Rubyの基礎(環境構築、変数、配列、メソッド、条件分岐、繰り返し、ハッシュ)
- 簡単なプログラムの実装(おみくじ)
- APIの基礎と利用方法(bitFlyerのAPIでビットコインの現在価格取得、買い注文、簡易売買機作成)
まとめ
以上、現役エンジニアが選ぶUdemyのRubyとRuby on Railsの入門オススメコースでした。
Rubyは学習難易度が低めなので初心者の方でも学びやすく、プログラミング未経験の方でもかんたんにWebサービスを開発できるようになりますし、Ruby(Ruby on Rails)の求人や案件も多いので、エンジニアとして転職したい方にはオススメしたいプログラミング言語の一つですね。
「Ruby以外のプログラミング言語も学んでみたい!」という方は、エンジニアの学ぶ目的別にUdemyのオススメのコースを紹介している記事もあるので、こちらも読んでみてください。
では!