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ツイッターのBotを1ヶ月間運用してみての結果まとめ


今回は、自動でつぶやき続けてくれるBotを開発してから運用して1ヶ月間が経ったので、Botの運用をしてみての気づきなどをまとめてみたいと思います。


どんなBotを運用しているのか?

↓ 運用しているツイッターのBot

以下のような情報を自動でつぶやき続けています。
・仮想通貨の価格速報
・有名ブログ/メディアの記事のリツイート
・価格上昇/下落率の高いコインの速報


Botに自動でつぶやかせているプログラムは以下の記事にまとめています。

http://www.virtual-surfer.com/entry/2018/05/21/190000www.virtual-surfer.com


1ヶ月運用してみての結果

それでは、1ヶ月運用してみての結果を数字で振り返っていきます。


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1ヶ月間のBot運用の成果

1ヶ月間のBot運用の成果

  • つぶやき数:0 → 1860
  • フォロワー数:0人 → 1022人

フォロワー数は1ヶ月間で、0人から1000人超えまで成長しました!まずまずの結果だったかなと思います。仮想通貨市場が冷え込んでいて仮想通貨に興味を持っているツイッターユーザーが減っている時期だったと思いますが、その中でもフォロワーはしっかり増えていきました。

つぶやきは完全自動化しているので、人手だとできない数のつぶやきをできていますね。1ヶ月間で1800以上つぶやいているので、1日に平均60回程度つぶやいている計算になります。これは人間の手ではできない所業ですね。Botすげえ...。


さらに、仮想通貨関連の記事の自動リツイートをしていたこともあって、仮想通貨のメディア運営をしている方から、こんな連絡もきました。

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めんどくさ!と思って対応するかどうか悩みましたが、メディアの内容を実際に読んでみてキチンと記事が書かれていることが確認できたので、対応することにしました。初期のメデイア(ブログ)ってPV伸び悩むのは間違いないから、そういうメディアの助けになれるのはまあアリかなと。リツイートする対象記事の追加は10秒程度で終わる作業なので、ほぼノーコストで対応できますしね。

とはいえ、価値のない情報をフォロワーに届けたくもないので、フォロワーが価値があると判断しそうなメディア記事のリツイートであればいくらでもやっていきたいと思っています!要望あればお気軽にご連絡ください( ̄^ ̄)ゞ

1ヶ月間の運用で使ったコスト

  • 運用開始後経過した日数:30日程度
  • 開発時間:3日
  • アカウントを手動で触った時間:1日程度


ちなみに、自動でつぶやくBotといっても、完全に自動化することはできていませんでした。最初のプログラムの開発で丸2日程度時間を使い、その後も自動でフォローしすぎてアカウント凍結されそうになって急遽フォローを手動で外したり、意味のある情報をつぶやけるように、プログラムの改善をしたりしたので、運用/機能改善の開発で合計1日程度時間を使ったと思います。

Botを運用していく上で、ちょこちょこ対応する必要はありますが、手動で運用するよりは格段にコスト少なく情報を提供し続けることができるので、パッとアカウントだけ作っておいて放置しておけばフォロワーが増えていくのは見ていて面白いです。


1ヶ月運用してみての気づき

1ヶ月運用してみての気づきをまとめておきます。


プログラミングの勉強になる。

当然ですが、自動化のプログラムを書くので、プログラミングの勉強になりました。僕はPythonでプログラムを書いて、MySQLでデータをもたせて、Heroku上で動かすという構成をとりましたが、Herokuでアプリケーションを運用するのも初めてだったので勉強になったし、MySQLでテーブル定義するのも初めてだったので多くの新しい発見がありました。真面目にやろうとすると、1度フォローしてフォローバックしてくれなかったアカウントは何度もフォローしてもフォローバックされる可能性が低いし、何度もフォローすると通報されるリスクもあるので、MySQLにフォローしたユーザーのIDを保存しておき、フォローする前に毎回フォローしたことがあるかどうかを評価するようにしていました。また、特定の仮想通貨がBinanceやBittrexで扱われているかを評価するために、CoinGecko APIで取得した取引データを元に、どこの取引所でどの仮想通貨の売買があるのかをデータ保存しておく処理などを入れていました。

このように、「どうやったら完全に自動で運用できるのか?楽ができるのか?」をはじめに設計し、そのために最適な実装方法を考えて実装していく経験は、本業ではあまりできない(できても、システムが大きすぎて時間がかかって小回りがきかない)ので、小さなシステムで何度も試行錯誤しながら実装できるのはいい学びになりました。


つぶやき内容を変えることで、フォロワー数の増減を見ることができるのは面白い。

当初は、取引所で購入できるかどうかにかかわらず、1日での値段の変動率の大きい通貨の速報をしていましたが、「自分が仮想通貨を売買するのはBinanceかBittrexで売買できる通貨だけだし、それ以外のコインの上昇率が高く(低く)ても購入対象にならないから意味ないなぁ。」ということに気づき、コイン価格変動率のランキング対象をBinanceとBittrexで売買できるものに限定しました。その結果、それまで1日あたりフォロワー数増加が10人程度だったのが、30人にまで増えました!

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「自分含め仮想通貨の民は、どんな情報を提供すれば、嬉しいのかな?」と考えて、提供する情報を変えてみて、その結果としてフォロワー数が変化するのはとても良い経験となりました。


頑張れば小遣い稼ぎもできるかも?

Botでできそうなマネタイズ

  • 「あなたのブログ記事をリツイートします」をPVの従量課金で商品として提供する。
  • アフィリエイトリンクをたまにつぶやき、そこから収益を得る。
  • 仮想通貨界隈のプロモーションツイートをつぶやき1回あたりで売る。

など工夫すれば、1ヶ月に1万円程度は自動で稼げるようになるかもなと思いました。

しかし、お金を稼ぐありきでアカウントを運用すると、フォロワーが欲しいと思っている情報を提供できない(自分がフォロワーだとしても欲しくない情報を垂れ流したくない)。

という想いはあるので、当面はお小遣い稼ぎは考えず、自分含め仮想通貨に興味を持っている、仮想通貨の売買を忙しい中でやっているフォロワーの人たちにとって意味のある情報を提供し続けられるように改善していきたいと思っています。

ちなみに、TwitterBotのプログラミング方法はこちらの記事でプログラミング初心者の方でも理解しやすいように説明しています。

note.com


以上、ツイッターのBotを1ヶ月間運用してみての振り返りでした。

自分の情報インプットの効率化にも使えるし、プログラミングの勉強にもなるので、初心者エンジニアはツイッターBotの運用してみるの結構オススメです。


では!