仮想サーファーの波乗り

仮想化エンジニアの日常

プログラミング・SNS分析・仮想通貨・自動化などに関してよく書きます。

キンコンの西野さんの考え方と取り組みでマネしたいこと


2017年の10月に初めて革命のファンファーレを読んでから、仕組みを分析して、どこに問題があるのかを特定して新しい取り組みをバンバン始めるのが得意な人だなと感じていたキンコンの西野さん。

久しぶりに革命のファンファーレを読み直して、動画も見てみて改めて面白いなと思ったことや、日常生活に取り入れたい考え方をまとめました。


キンコン西野さんの話と真似したい点

(動画:【フル】西野亮廣が語る「これからの時代のキャリア形成」


作るだけでは無価値。作って届けて初めて価値になる。

人は何にお金を払って、何にお金を払わなくなっているのか。本は買わない。高い服も買わない。けど水もパンもテレビも洗濯機も買っている。生きるために必要なものは買っている。けど、生きるために必要でないものも売れている。京都に旅行に行った時に買った提灯や、広島に旅行に行った時に買った三角ワッペンは、生きるために必要そうでもないのに、なんで買ったのか?考えてみると、旅行に行ったことを思い出すための装置として買っている。つまり、商品それ自体ではなくて、旅の思い出を思い出すための機能が買われている。

じゃあ、絵本はなんで売れないのか?と考えると、生きるために必要だと思われていないから。「京都の旅行を思い出すための機能」のように、「絵本の製作現場を観るという体験」も一緒に売ればいいのではないか?と思いつき、個展を全国で開催してもいいというキャンペーンをおこなった。そのキャンペーンによって、無料で売り場を手に入れることができ、個展に参加した人も、個展に参加した思い出として絵本を買ってくれるようになった。

作るだけでは無価値。作ってお客さんに届くところまでをデザインして実際に届けて初めて、「作った」と言える。

これは、どんな仕事でもやってしまいがちな問題だと思います。お客さんにどう使われるのか?実際にお客さんのどんな問題を解決するのか?をお客さんの立場から考えることは、大事だとはわかっていても実行できている人は少ないように思います。僕もできていません。特に大きな組織、サービスになればなるほどお客さんとのコミュニケーション機会は減りがちになると思うので、意識的にお客さんの立場で考えるようにしたいものです。


お金じゃなくて信用の貯金をせよ

ホームレス小谷さんは、50円で自分の1日を売っている。それによって、50円であれこれとやってもらった人は、「50円でこんなに働いてもらってありがたい!」という心理が働き、なぜか感謝してしまう。そこで生まれた感謝が信用として貯まっていき、いつかお金が必要になった時に協力をしてくれるようになる。その信用をお金に変える装置がクラウドファンディングであり、VALUEであり、Timebank。先に信用を積み上げておかないと、知名度のある有名人でもクラウドファンディングで資金を集める(信用をお金に変える)ことはできない。

お金を貯めるのではなくて、信用を積み上げる。お金は使って還元しまくる。そうすると、自分が信用をお金に変えたいタイミングで、これまで信用を貯めることができた分だけ、協力してくれる人を見つけることができる。

これは言っていることは分かるけど、実際に自分の生活で実行するか?と言われると悩ましいやつですね〜。お金をガンガン使っていけ!という思想は、長期で見るといつかは信用が価値を持つようになる時もくるのかもしれませんが、そもそも所得が下がって消費財の値段が上がってきている現代において一般会社員がおいそれと真似できるモノではない気がします。でもだからこそ「お金を貯めずに信用を貯める」をすると、キャラが明確になって差別化できて良いのかもしれませんね。


アイデアに価値はない。アイデアの実現を阻む仕組みを分解して乗り越えた結果に価値がある。

絵本はなんで1人で製作しているのか。絵本の市場規模の問題。絵本はよく売れても5000部。となると期待できる売り上げはほとんどない。また、絵本は子供の時に読んでよかったなと思うものからしか選ばれない傾向にあるため、新しい絵本はほとんど売れない。よって、製作者を増やして制作費を支払うことができないから、1人で書く。という構造になっている。その構造を理解した上で、制作費を売り上げ以外から集める方法はないかなということで見つけたのがクラウドファンディングで製作資金を募るという方法。これによって、5000万円以上の製作費を集めることができて、絵本製作の運転資金にすることができた。

アイデア自体には価値がない。そのアイデアを実現するために乗り越えなければならないハードルをなんとか乗り越えてアイデアを実現した先に価値がある。

これは既存の関係者たちがどのような利害関係にあって、どれくらいのお金が動いていて、どのような価値が交換されているのか?を考えることができないと実現できない話だと思います。コロンブスの卵的なもので、「絵本はクラウドファンディングで制作費調達して、個展開いて無料で絵本売ってもらえばミリオンセラーになるよ!」と実績が出た後で言うのは簡単ですが、それを形にするまでに日の目を浴びることがなかった数多の試行錯誤があったことを知らないといけないと思います。その試行錯誤と突破できた経験の価値はとてつもなく大きそう。


まとめ

久しぶりに西野さんの動画と本を読んで、「やっぱりすげえ人だなあ。」と感じたし、自分もまだまだできることがあるなあと感じさせられましたわ。

もっと仕事で信用積み上げられるように頑張りますわ!



↑ まだ読んでない方は書店でもパッと読んでみることおすすめします!


では。