仮想サーファーの波乗り

仮想化エンジニアの日常

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中国の知乎をベンチマーク 稼げるQAアプリ「Sophia」のインストール方法と使い方


本日11時半頃にPRが打たれた稼げるQ&Aアプリ「Sophia」を早速インストールして使ってみたので、その方法の紹介と、使ってみての感想を書いておきます。


稼げるQ&Aアプリ「Sophia」とは?

Sophiaは、株式会社ストライドの代表の舘俊男さんが、前職でSEOを担当していた際、ネット上にあまりに正確な情報が少なく、専門性の高い人に教えて貰わないと正確な情報を取得する事が難しかったことに課題を感じ、誰でも専門性の高い人に相談できる仕組みを作れないものか開発に至ったようです。中国の知乎、アメリカのQuoraのように、このサービス一つで情報取得が完結するようなプラットフォームを目指しているそう。
(参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000032654.html

NewsPicksなどのように専門家が専門的なコメントをする場がとても盛り上がっていますが、それとは流れを逆にして一般の人が専門家に対して聞きたい内容に対して、専門家が回答する。その回答をするインセンティブを専門家に与え、その回答を見るという権利を見たい人が小額ずつ負担するという仕組みはとてもよくできていると思います。


Sophiaの使い方

それでは、Sophiaの使い方とレビューをしていきます。


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まずはStoreでインストールします。インストールが完了したら、アプリを起動します。一般的なアプリのようなメアドの登録とパスワードの登録導線は存在せず、FacebookかTwitterでのログインに限定されています。ここではTwitterでのログインを選択。


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利用方法などのチュートリアルは一切なく、使い方がわからなくなったらここを見てね!ということが注意されるだけでした。デジタルに慣れたユーザーにとってはチュートリアルってめんどくさいだけなんでめちゃくちゃありがたいですね。


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初期利用時には2週間の無料期間(無制限の閲覧)が許されているようです。最初に使い倒してもらって良ければ課金っていう流れは正当な流れだと思います。おそらく、閲覧だけで質問には課金が必要ということですかね。


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まずは質問とその質問に対しての回答がタイムラインに表示されています。初めてタイムラインを見た時に「あ、専門的な知識をシェアする場なんだ。」ということが全力で伝わってきます。コメントの質の高さと専門性の高さが保たれていて、不毛なコメントはまだ少ない印象でした。

回答者は現状一部の専門家だけに止めているようなので、初期は質を担保しながらユーザーを増やしていこうという方針ですかね。


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気になる質問があれば、続きを読むをクリックすると回答の全文を読むことができます。


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質問の内容と回答を画面上で同時に確認でき、下の方にスクロールすると回答者のプロフィール/属性を確認することができるので、「ああ、こういう経歴の人がこういう回答をしてるんだな。」と回答の背景を知ることができて情報としての信頼性が増しているように感じました。


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まだ質問に対しての回答がされていない「回答待ち」のメニューに移動すると、回答されていない質問のうち、自分も回答を知りたいものに「知りたい!」と意思表明ができ、回答者はどれくらいその質問の回答にニーズがあるのかを知ることができるようになっています。また、「知りたい!」数が多い方が上位に表示される仕組みになっているので、質問者もより大勢が知りたいと思うような質問をするインセンティブがわくような設計になっていることがうかがえました。


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質問をしたい時には、画面右下の「Q」ボタンをクリックして、どの回答者に質問をしたいのか選択します。ここは現状回答者が少ないからこのようなUIになっていますが、今後回答者が増えると検索する精度を上げるためにUIが変更されるのかなと思いました。


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質問文を書いて質問します。質問にもコインを消費するようなので、課金していない状況で質問はできないかな?と思いましたが、普通に質問をすることだけはできました。ですが、タイムラインには表示されていなかったようなので、課金すれば回答者に表示されて質問を得られるような仕組みにしているのかな?


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自分のアカウントの質問一覧には質問内容が表示されています。


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「お気に入り」には、自分が「知りたい!」と意思表示した質問が表示されています。


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また、「回答閲覧」メニューでは、自分が「続きを見たい」を押して続きを読んだ回答の内容が表示されています。一度閲覧するためにコインを支払ったら、その後は期限なく見れるようになっているよう。


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右上のコインのマークをタップすると、自分の保有コインが確認できます。特に課金していないので、現状は0になっていますね。


まとめ

一通り触ってみましたが、

・専門家によって回答する真剣なコミュニティ(現状、回答者を限定している。)
・回答にはインセンティブが与えられる(コインが支払われる)
・質問にも(大勢が知りたい質問をした方が回答を得やすいという)インセンティブが与えられる
・SNSアカウントの連携が必須でフォロワー数の少ない≒信頼性の低いアカウントは自然に除外される
・現状は「ビジネス」「スタートアップ」がメインの属性となっている

という特徴があって、うまくスタートアップ・投資家コミュニティで尖らせることと、質問と回答の量の増加によるネットワーク効果を発揮できれば、化けるサービスになるのではないかと期待しています。これからもヘビーに使っていきたいと思います。


では!

追記(2018.3.15)

質問していた内容に回答がいただけていたので、機能の紹介に関して追記します!


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質問していた内容に回答がもらえました!仕事の上での疑問や困ったことを聞いてクリティカルに回答をもらえる点で、とてもいいサービスですね。

けんすうさんが質問への回答で、「Sophiaの初期の主要KPIは質問数」ということをおっしゃっていましたが、リピート獲得できるかの観点で、「回答までの時間」も重要な気がしました。質問への回答を今すぐに欲しいというニーズも大きいでしょうし、Facebookでダイレクトメッセージ飛ばして回答がくるくらいの速度感の体験を生めたら仕事フローの一部に組み込まれたサービスになっていくのではないかと。


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コインは、1コイン = 1円のレートで換金できるようですね。


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現状の質問対象者への質問には300コインが必要とのこと。(公式アカウントへは100コインになっている)つまり、300円で1つの質問ができる。そして、おそらくその質問者が負担している300円のうちの一部が回答者に還元される。仮に回答者への還元率が40%だとして、回答者は1つの質問に対して2分程度で答えられると仮定すると、時給換算で3600円程度ですかね。仮に回答者への還元率が100%だとすると、時給9000円程度の報酬を得ることができるという計算になります。このへんの還元率設定は気になるところですが、今後回答者が一般にも広げられたタイミングで検証してみたいですね。


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月額でのサブスクリプションモデルも取っているようで、サービスのマネタイズの手段としては、①サブスクリプションからの収益980円/人(月)②質問者の質問手数料の一部の2点でしょう。もともと情報の質を上げていきたいという構想でスタートしているサービスなので、広告収益などはマネタイズとして考えていないと思われますし。

ともあれ、初期の無料での質問数を促進してwow体験を与えて、1人あたりのユーザーからの質問が定期的に行われること、ユーザー数が拡大していくこと(←紹介でのインセンティブとかつけ始める?)が今後のサービス成長のための重要な要素となりそうですね。


面白いサービスなので今後も注目していきたいと思います。