仮想サーファーの波乗り

仮想化エンジニアの日常

プログラミング・SNS分析・仮想通貨・自動化などに関してよく書く雑記ブログ

『APIエコノミー』を読んだら、非エンジニアでもAPI触ってみるといいよ

昨年5月に金融機関におけるAPI公開がニュースとなり、支店の住所情報のようなオープンデータを提供するAPIが提供されることが発表され話題となりました。みずほ銀行の大規模システム改修プロジェクトの長期化など、技術的に遅れているとみられていた大手銀行がAPIを提供するようになるというニュースが象徴するように、それまではエンジニアの使う専門用語だった「API」というキーワードが、2017年から徐々に市民権を得るようになってきたようですね。

今回は、「APIってそもそも何なの?」「なんでそんなに騒がれているの?」という疑問に対してわかりやすく回答してくれる『APIエコノミー』という本を読んだので紹介しておきます。Webサービス連携関連の知識は、モデルでも美容師でも医者でもブロガーでも農家でも、どんな職業をやっている人にとっても必須の知識だと思うので、ぜひ手にとってチラ見でもしてみると良いと思います!


APIエコノミーを読んで


わかったようでよくわからないAPIとは?

非エンジニアの方にとっては、「そもそもAPIってなんやねん。」という話だと思います。APIとは簡単にいうと、「サービスを他組織でも利用できるように公開されている連携機能」のことです。例えば、グルメ情報をレコメンドしてくれるアプリ作りたいな〜となった時に、レストランの場所を検索するようなAPIを一から開発するのって大変ですよね。しかも、GoogleがすでにGoogle Mapを開発してるんだから、また同じような機能を自前で開発するのって手間だし、社会的にもそこに時間かけるのって価値あるんだっけ?と疑問に思うと思います。そんな時に自社の開発した機能やデータを他社でも利用できるようにして、公開しているサービスがAPIと呼ばれます。

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著書でも言及されていましたが、UberはこのAPIを利用することで、GoogleMapのAPIを利用して位置情報やマップ情報を提供することができ、クレジットカードでの決済サービスは決済会社のAPIを利用することで、同社にとっての差別化した機能となる「乗客とドライバーのマッチング機能」の開発に注力することができます。また、Googleや決済サービス会社は、APIを提供することでその利用料を得ることができます。UberはAPIを利用するために費用がかかるのですが、自前でGoogleMapを開発するよりは時間的にも金銭コスト的にも早くかつ安くサービスをリリースすることが可能となります。


なんとなくわかったけど、まだわからないAPI...

説明されたらなんとなく概念はわかるけど、じゃあ実際にどうやってAPIって利用できるのさ...。と思っている方もいることでしょう。僕もプログラミングを始めて最初の頃は、「APIね!なんかサービス連携できるやつでしょ!」というざっくりとした理解しかできていなくて、歯がゆい気持ちがずっとありました。やっぱり実際に触ってみて動かしてみないと理解はできませんからね。

そんな方は、エンジニア・非エンジニア関係なくTwitter APIやGoogle Map APIやYahoo! APIなど、一般公開されていてかつ無料で使えるものを触ってみることを強くオススメします!APIに関していろんなことを調べるよりも、自分で触ってみた方が理解は数倍進みます。これは経験知として心から言えます。


www.virtual-surfer.com


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この辺読んで真似すれば、1時間もあればAPIに関して数倍理解が進むと思います。「ああ、Twitterのつぶやき情報を提供するようなAPIが実装されていて、そのAPIに対してアクセスすることで、こういうデータが返ってきて、それを元にこういう機能を作ることができるのか。ならこういう機能もできるんじゃね?...」とプログラミングやAPI連携した機能に関して興味が持てるかもしれないし、何か作ってみたいと思えたらしめたものです。自分で興味を持って作りたいものを作ってみることほど技術力をあげるものはないので、作ってみたいものができたらバンバンAPI連携サービス利用して何か作ってみましょう。大抵そんなに難しいことはしなくてもググる力さえあれば実装できます。


まとめ

「そもそもAPIって何?」という状態の人は、とりあえずこの本を読んで見て「ああ。なんとなく言ってることは分かった。」という状態になれればいいと思います。あとは会社のエンジニアとか捕まえて、「こういう機能作りたいんだけど、どうやったら実装できるの?」て聞いてみれば、運がよければ週末とかに一緒に作る機会が取れるかもしれません。そこで週末プログラミングに勤しんで楽しかったら、ぜひもっとAPIライフを楽しんであわよくばエンジニアに転職しちゃってください。エンジニアはどの現場でも人不足に困っているので、仕事には困らないし、ある程度以上のスキルが獲得できたら場所に関係なく仕事ができるようになる(はず)なので、今の時代にあった働き方もできるようになるかと思います。

ぜひ書店で立ち読みしてみては。



では。