仮想サーファーの波乗り

仮想化エンジニアの日常

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アービトラージ(自動裁定)は本当に機能するのか?!① ~アービトラージとは?~


こんばんは!

突然ですが、アービトラージ(自動裁定)の仕組みについて知っていますか?
僕はこれを知って、「そんなにうまい話あるのかなw」と思っていたのですが
よくよく調べてみると自動で利益上げられるようになりそうだし、試してみるのはありだなぁと思って取り組むことにしました。


これから暇な時間をちょいちょい使って、アービトラージ(自動裁定)の仕組みを
どうやって実装するのかを試しつつ、ここで公開していこうと思います。


今回はそんな企画の第1回目!そもそもアービトラージとは?どうやって利益あげるの?という話をまとめておきます。


アービトラージ(自動裁定)とは?

そもそもアービトラージってなんなん?なんで利益出るの?ていう基本も理解できていなかったので、グググってみました。

アービトラージ(自動裁定)とは、同一の価値を持つ商品の一時的な価格差(歪み)が生じた際に、割高なほうを売り、割安なほうを買い、その後、両者の価格差が縮小した時点でそれぞれの反対売買を行うことで利益を獲得しようとする取引のこと。 機関投資家などが、リスクを低くしながら利ざやを稼ぐ際に利用する手法です。
(参考:http://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/sa/J0288.html

その結果。これだそうです。


ちょっと文章長くてわかりにくいので
簡単にまとめると下の図のような仕組みで、利益出していこうぜ!というもの。

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取引所間での購入価格と売却価格の歪みの機会に、2つの取引所で同時に売却と購入を行うことで
送金することなく、価格差による利益獲得を実現できることになり
1度の利益が少なくてもこれをシステムで自動で繰り返すことで、利益を生み出すことができます。

仮に1回の利益が10円程度でも、それを平均して1分に1度行うことを自動で24時間繰り返すことができれば
月間での利益は、43万円にもなることが期待できます。

とはいえ、ここまで単純なら誰でもやると思うのには理由があるはずなので
もう少し詳しくアービトラージで利益を出す方法を見ていきましょう。


アービトラージで利益を出すには?

アービトラージで利益を出すには、かかっているコストよりも、価格差による利益が大きくなることが必須です。
では、アービトラージを行う上でかかるコストと、期待利益の関係を出してみます。

期待利益 = ①取引あたり期待利益 + ②開始時点と利確時点での価格差 - ③システム運営費 - ④税金(- ⑤資産喪失費)

等式としては、以上のようなものになると思います。

それぞれの変数に関して詳しく見ていきましょう。

①取引あたり期待利益

= 「1回あたりの価格差利益」 × 「価格差利益発生回数」- 「取引手数料価格」

1回の取引あたりの売り上げは、「1回あたりの平均の購入と売却の価格差による利益」で表すことができ、これが大きければ大きいほど嬉しいです。
そして、以上の価格差が発生する回数が多ければ多いほどよく、システムで自動化することで、これを最大化することを目指します。
また、2つの取引所でそれぞれ購入と売却を行いますが、その際の取引手数料が費用として差し引かれます。

これらを足し引きすることで、期待利益を表すことができます。

②開始時点と利確時点での価格差

= (「終了時点での単価 」- 「開始時点での単価」) × 「保有量」

これは、普通の投資活動とほとんど変わりませんが、「アービトラージを開始する際に、仮想通貨に変えた時の仮想通貨の価格」よりも「アービトラージを終了するときに、仮想通貨に変えた時の仮想通貨の価格」が高ければ、その分だけ利益を獲得することができます。

例えば、アービトラージ開始時に10万円分の仮想通貨を購入した場合
①で出した取引による利益が10万円分あったとしても、アービトラージを終了して取引書から通貨を引き出すときに
価格が1/10になっていると、20万円分の資産が開始時に比べて1/10になるので、最終的に2万円の資産となり損失を生みます。

なので、開始時点から終了時点までで価格が上昇しうる通貨でアービトラージを行うことが大事であることがわかります。

③システム運営費

= システムの運営にかかるサーバー費用 + 電気代

システム運営費としては、実際に実装してみないとわかりませんが
自動で実行させ続けるためのサーバー費用、電気代などは必要になるのかなと見込めます。

これらは、コストとして計算に入れておく必要があります。

④税金

= 「税率」 × 「利益額」 これは計算に入れていないと大きな痛手となるものですね。
利益が195万円以下であれば、税率は5%程度なのでそんなに大きくないですが、月間で30万円の利益が出るとすると
年間で360万円の利益なので、税率が20%となり72万円も引かれてしまいます(泣)

「税率」 × 「利益額」でコストとして計上しておきましょう。

⑤資産喪失費用

= 「資産喪失発生確率(取引所の破綻, アカウント情報の漏えいなどの発生確率)」× 「期待喪失資産額」

これは結構可能性としてあるんじゃないかと思っています。
取引所はハッカーからすると格好の標的ですし、個人情報が漏えいしてアカウントに不正ログインされる可能性もあります。
これらの確率を0にするには、「取引所を利用しない」ということになると思いますが、それは物理的に無理でしょう。

計算は難しいですが、これもコストとして考慮しておきます。


以上のように、利益を構成する計算式を見てみると
「価格差の最大となる機会を見出すこと」や「価格差の利益発生頻度をあげること」は当然大切ですが、それ以上に重要になるのが
「開始時点から終了時点までで通貨価格が上昇する通貨を選択すること」
「資産が喪失するリスクを最小限にすること」
であることがわかります。これらは自分の工夫次第で効果が期待できますよね。


まとめ


まあしのごの言ってても始まらないので、これから試行錯誤してシステム実装してみて
実際に実験してみて結果を報告したいと思います。


結果出たらまたここで報告しますね〜!


では!