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週1で絶食する日を1ヶ月続けたら、絶食推進派になってしまった話


「週1で一日何も食事摂らなければ、結構な出費抑えられるのでは!」


そんなことをふと思いついて、先月から「週に1回、1日何も食べない。」という絶食DAYをつくることにしました。今回は、そんな絶食DAYを週1でやってみての変化と効果をまとめておきたいと思います。


絶食DAYとは?

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具体的に絶食DAYとは何をするのか?以下のルールを定めています。

  • 1日でお腹に入れていいのは「水」だけ。固形物はもちろん、コーヒーも禁止。
  • 「あ!今日食べなくても大丈夫そうな日だ!」と感じた日に実行する。
  • 誰に何を勧められても食べない。どうしても渡されたら、次の日に食べる。

超シンプルなルールですね。00:00から23:59まで「水」だけしかお腹に入れません。何を勧められても、ランチに同僚と一緒に行っても、食べずに水だけ飲みます。 ちなみに、断食は「宗教上の理由などで食事をとらないこと」をさし、絶食は「主に個人の健康上の理由で食事をとらないこと」をさすそうです。僕のこの取り組みは個人の健康上の理由でしかないので、絶食DAYと呼んでいます。


絶食DAYやってみて効果は?

絶食DAYをやる前は、「お金節約になるしいいかも!」という主に金銭的な理由が大きかったのですが、いざやってみると色々な変化が見られました。絶食DAYに、誕生日ケーキが目の前にあるのに「今日は食べない日なんで...。」と遠慮せざるを得ないこともあって、周りから白い目で見られて辛かったりもしました...。ここからは、絶食DAYをやってみての効果・変化をまとめていきます。


絶食DAYの次の日の食事の味わいが普段の数倍深まり、健康志向になる。

絶食DAYから生き延びて次の日に食べる食事はとても尊いものに感じます。精神的な意味だけでなくて味覚も腸も鋭くなっているのか、一噛み一噛みに素材の味が口いっぱいに広がります。たとえ食べるものがインスタントラーメンでも、一口目は感動すら覚えます。絶食DAYの次の日に友人と外食ランチした日なんかには、普通のランチが美味しすぎて、一人で感動して友達とのギャップを感じてしまうので注意です。それくらい味覚に対して敏感になります。また、味覚が敏感になっているので、インスタント食品の「インスタントだよ!」という主張を存分に感じるので、自然とオーガニックな料理に手が伸びます。その結果として、健康食に対しての志向が少し強まります。


月に2000円以上の節約になる。

これは当初から想定していたものですが、週に1日分、月に4日分の食費がゼロになるので、1日に500円の食費しかかかっていなかったとしても月に2000円以上の節約になります。さらに、絶食DAYの次の日は貧相な食事でも感動を覚えるくらいに満足できるので、他の日の食費も相対的に下げることができます。絶食DAY→素朴な料理(お茶漬けや卵かけ御飯)→カレー・野菜など→肉料理...というように食事を徐々にランクアップさせていけば、毎食で食事の感動を覚えることができます。


食事にかけていた時間を節約できる。

絶食DAYをやってみて気づいたことですが、普通に暮らしていると結構な時間を食事時間に費やしています。自炊すると、料理→食事→洗い物で1食あたり1時間前後はかかるし、外食しても30分~1時間は時間を取られます。と考えると、絶食DAYをとることで、1日で2時間~3時間もの時間を手に入れることができるというわけで、月換算すると8時間~12時間もの時間を作ることができます!10時間を時給2000円換算すれば、2万円もの価値を生んでいることになります!なんと尊いことでしょう!絶食DAY様様!


睡眠時間が1時間程度短くなる。

普段の睡眠時間が7時間~8時間なのですが、絶食DAYの日は睡眠時間が5時間~6時間になります。これはお腹が空いていて睡眠の質が悪くなっているのか、普段は夜ご飯を消化していて体が休まるまでに時間がかかるから空腹の時は睡眠時間が短くなるのか分かっていません。しかし、睡眠時間が短くても次の日には問題なく活動できるので、僕はメリットとして捉えています。


話題のネタになる。

週に1日絶食をしてる人なんて周りに聞いても100人に1人いるかどうかです。なので、絶食DAYを作っているというだけで雑談の時のちょっとした話題になります。僕は絶食DAYをしているおかげでブログに書くネタができました。話題として出すと、特にダイエットをしている先輩女性社員から超食いつかれます。(ダイエットをしている意識はないのですが、食生活が定期的にリセットされるので、今のところ僕の体型は引き締まっています。)


日中の集中力が一定量下がる。

これは毎回というわけではないですが、たまに日中お腹が空いて集中できない事態が発生します。特に、つまらない作業をしていたり、ぼーっとしているとお腹が減っっていることを過剰に認識してしまって、お腹が減っていることに対してのストレスを感じてしまいます。この事態に陥らないために、絶食DAYには極力自宅に帰らず、本屋で興味のある本を片っ端から立ち読みしたり、会社に長く居座って仕事に熱中するようにしています。これは絶食DAYのデメリットのように感じますが、食事をとってもお昼休み明けや夜ご飯後に眠くなって作業ができなくなることを考えるとどっちみち日中の集中力持続時間は変わらないような気がします。また、初めての絶食DAYの時はお腹が空きすぎて集中できない時間が長かったですが、3回目くらいからはほとんど気にならなくなりました。人間の慣れの力はすごい。


欲求を我慢する能力がつく。

絶食DAYは、スタンフォード大学の実験で有名なマシュマロ・テストのように、自制心を試されます。誰にもこの絶食DAYを知られていない場合、「ちょっとくらいおかし食べてもいいよね。」「コーヒーくらいなら飲んでもいいよね。」というふとよぎる欲望に対して、誰も止める人はいません。特に誰にも知られていないし、メリットもないけど、自分の決めたことを守れるかどうか?は、その人の個人資質と言ってもいいものだと思います。この能力は結構重要で、「今日くらいブログ書かなくていいよね。」「今日は勉強しなくていいか。」と自分の決めていることを破る習慣を育てないようにするために、小さなところから自分をトレーニングしておくことはとてつもない効果を生みます。

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「オリンピック選手などのアスリートが、食事制限・きついトレーニングなどを継続できるのはなぜか?」という話で、400mハードル日本記録保持者の為末大さんが言っていたのが、「彼らは、誰よりも自分が欲望に弱いことを知っている。だから自分の欲望をコントロールする方法を誰よりもトレーニングしている。食事制限違反をしそうになる機会・環境を徹底的に無くし、自分のトレーニングに対しての意欲を高めるための環境作りを普段からずっとしている。」というものです。


絶食DAYもこの話の小さなもので、いかに「ちょっと食べたい」という欲求が起きないように自分の欲求の発生プロセスを管理するか?という方法を学ぶことができます。これは絶食だけに限らず、何か自分の決めたことを継続するために応用できるので、価値の高いトレーニング機会だと捉えています。


まとめ

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これまで1ヶ月間の週1回絶食DAYキャンペーンの取り組みから学んだことをまとめていきました。

絶食は手段の一つですが、結構いろんなことを学ぶことができるし、お金と時間の節約にもなるので一度やってみることをオススメします。ただし、「ダイエットになる!」とかのためにやるのはオススメできません。というのも、ダイエットのために始めてしまうと、「ダイエットそんなにしなくてもいいかも?」とか、「ダイエットするなら他の方法でもいいかも?」と感じて、結局「1日水しか飲まない」という絶食DAYの目標達成から逃げる理由を自分に与えてしまうからです。

「絶食すること」を目標にしてみてください。絶食の目的は、それ以上でもそれ以下でもないです。その結果として生まれるいろんな変化を楽しむことができれば、絶食することは習慣になって、特に意識しなくてもできるようになります。

よりよい絶食ライフを求めて。


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では。